2022.11.16(wed)

天気もよく、調子もよく、朝から体がよく動いた。起き抜けで散歩に向かい、米津玄師など近年のJPOPを聴いて歌詞を読む。帰宅後はトレーニングしながら『天気の子』を観た。アナーキーな主人公に反感を持ったが、みおえたあとはむしろ自分の意識を疑う結果となった。反抗の物語こそ本来的な意味で現代に必要なものではなかったのか。主人公は「神様僕らから何も足さないで、引かないでください」と祈っている。それが痛々しくも、世界を裏切った選択をしたという肯定が輝かしいものというふうな目を持たせようというのが作者の狙いではなかったか、というふうに感じた。観ながらドラムの練習をして、洗濯をし、牛乳パックを片付け、スーパーへ捨てに行くついでに天然水を汲み、帰宅後はキッチン周りを掃除、またトイレ掃除をおこなった。家事が根本的にできた日はくたびれるが、心地よい疲れだ、と久しぶりに感じた。PCに向かって音楽をかけながら小説の写経をして、自分の文章を少し進め、キムチ鍋の夕食(うまく作れた)のあとにプールで1100メートル泳いだ。モチベーションが上がらないときでもとにかく体を持っていけば最低限は活動するから、水泳は頭を使わなくていいのがいいところだ。雑音めいた情報を日頃から集めすぎているのかもしれない。

オクトパストラベラー進捗。サイラスはレベル45で第4章推奨レベルに。オルベリク第二章と第三章を続けて進行した。硬派な男の、不器用な剣士な話。コロシアムでかつての友の足跡を追う為に優勝し、友と再会し剣を重ねる。戦う意味を再確認する。彼は「守るため」だった。夢破れたあとでも変わらない、と言える強さに胸打たれてしまう。勇気づけられる、前向きさがこのゲームのシナリオの魅力なのかもしれない。

真・女神転生30周年ということで50%オフのセールを17日まで開催ということを知り、ほぼ衝動買いに近い形でⅤのDLC真・女神転生ⅢリマスターDL版を購入する。うっすらと考えているニーアオートマタやスパロボ30といい、積みゲーが増えてきている。自分の創作もあるし、まだまだ生きてやらねばと思うと、嬉しい悲鳴だ。エクストリームに振り切って少年時代のように吸収していきたい。