2022.11.7(Mon)

今朝は朝から用事があって新宿へ。所用を終わらせて午前9時、そういえば西口にあるブックオフをこのところ攻めていないなと気づき、開店時間の10時まで時間調整をすることにした。

初めに考えていたのはハルクにある喫茶ピースで物書きか読書をすることだったが、これは当てが外れた。そちらも営業開始が10時からだったのだ。この喫茶店は当世には珍しく喫煙可能なので、久しぶりにコーヒーを飲みながらタバコが吸えると少しばかり楽しみにしていたのだが、期待は裏切られることとなった。仕方なく西口をうろうろしたところ、松屋を見かけた。最近見ている牛沢氏の龍が如く7実況の影響で牛丼の口になっていたためか、店内に吸い込まれていった。だが、自分の考えている牛丼に比べて米飯と牛のバランスが異なっていた。一言でいうと白飯が多すぎてトゥーマッチだった。そもそも松屋は「牛丼」ではなく「牛飯」だから、というのはナンセンスだろう。しかし長年世話になっている松屋を悪く言いたくはない。結局、自分の求めるものは自分で作るしかないのだ。好きな割合で牛丼が食べたかったなら自分で作ればいいのだ。とはいえある程度牛丼の口は満たされてしまったからまた時期が来るまで待つしかない。げに食に関して人間の感情というものは振り回されるものである。それから自販機のコーヒーで場を持たせ、ブックオフの開店と同時に店内に入った。

物色のほかに何をするかというと、最近狙っているゲームソフトの価格調査だ。現在は真・女神転生Ⅲリマスターとニーアオートマタ(いずれもSwitch版)の値段を見るのにハマっている。近所のゲーム屋をとおりかかるたびに金額がいかほどになっているかを見なければ気が済まないようになってしまった。このようなせどりのような行動は昔から好きだったが、なぜこのような無益なことをしているか考える。

一応、ゲームを買う金に不自由はしていないのだ。しかしここ三ヶ月ほどゲームをする生活をしてみると、Switchのゲームソフトは発売後しばらくしてからも値段が下がりにくいことが分かってきた。その理由は携帯性を備えある程度のスペックを持ったSwitchというハードの優位性からもあるだろうけれども、任天堂という会社がやっている価格戦略にあるように思う。カタログチケットという売買方式を任天堂はやっていて、それはゲームソフト二本が9000円台でダウンロードできるというものだ。しかしこれは一本が中古市場で4000円台になるとなりたたない。背景には「ソフトの廉価版が出ない」「開発費が高騰している」「カートリッジが独自仕様」があるという。そこから流通量が落ち込み、価格が下落しないというカラクリがあるようだ。これは企業側としては中古が落ち込み、新品が流通するというから旨味が出る。そういう価格戦略も考えているとすれば、任天堂という会社は本当に恐ろしい企業だなと感じる。

もちろん楽しませていただいている身ではあるのだが、無責任にそういう背景を妄想するのはまた、楽しい。自分のプレイ事情とはいうと、オクトパストラベラーを昨日より始めた。音楽がいい。豊かなゲーム体験を送らせてもらっている。後日つらつらと感想を投下していくと思う。