2022.11.17(thu)

昨日のエクストリーム家事と日頃のトレーニング、水泳の負荷がかかったため、本日は休養日に設定。出かける用事があったので朝さんぽもやめておいて、トレーニング中は『水星の魔女』を観る。一時間ほど写経と小説をやり、オクトパストラベラーを開始。だが開始一時間もしないうちに睡魔が来たため、正午まで眠る。再度起床後は14時までゲームを進め、アーフェン編第3章をクリアした。

用事というのは、高円寺の友人と一緒に阿佐ヶ谷の釣り堀に行くというものだった。その後に高円寺のバー「フーキーウーキー」の店長が誕生日だというので顔を出そうというお誘いをしたのだった。マンションが立ち並ぶなかにぽっかりと空いたように立地している釣り堀は、うらぶれているがそれ故に落ち着ける場所だった。氏の話によると不動産業を営んでいるオーナーがやっているところで、不動産経営の一環としてやっているそうだ。だから儲からなくていい。釣り堀の話でアフロ田中の夢を思い出した。結構金がかかるんだよな。

時期柄か多少工事の音がうるさかったものの、お互いの病状や氏の学生時代など多くの話を聞けた。その後はブックオフで誕生日プレゼントを購入(店に置いてもいい本として大槻ケンヂ『ライブハウスの散歩者』を買い求めた)。道すがら親切された阿佐ヶ谷地域区民センターの屋上に向かい、ぼんやりとした話をしながらフーキーウーキーに行き、誕生日を祝福しつつ、わたしはハイボールを2杯のんだ。

釣り堀で缶の緑茶ハイをすでに飲んでいたものの、かなり速い段階で酔いが回った。自分が取り組んでいる創作としての観念で、小説について恥ずかしい話をした気がする。とりあえず若い人の小説を読むことは大事なことだ、というのを強調した気がする。もはや自分がどう思ったか・感じたか、の段階はすでに通り過ぎている。書く上でモチベーションを保つために必要だと思うことに注力することに自分の関心が傾いているように思える。感性や価値観は学べる、と知ったいま、学ぶことの必要性を実感しているのかもしれない。音楽についてはバンドについてもいろいろ話したけれど、「最近ベースを聴くようになった」という氏に朝散歩で米津を聴いたらとてもよかったという話をしたところ、米津はモーツァルトだ、と言われているのを初めて知った。あいみょんのベースがいいと聞いたので、改めて良い時に聴いてみようと思う。

帰宅したら腹がたいへん減っていたので、コンビニでおにぎりを二個買い求めて食べた。酔っているときの空腹はバグっている。夕飯はおじやだったので、米の圧力に負けてすぐに満腹になってしまった。妻は今日もわれわれ夫婦の日常マンガを描いた。二作目のほうが絵柄の完成度が高くてたいへん驚いた。楽しんで続けてほしいなと思ういっぽう彼女の才能は広く知られてほしいと思っている。まあそれはそれとして、人は人、自分は自分。わたしもがんばらなきゃな、と、無理をしない程度にやっていこう、と思った。妻は他人を幸せにできる絵柄を持っている。華やかな道を歩ける人だ。劣等感ではなく、自分はそれとは異なるなと考えている。それはそれでいいだろう。他の人はわからないけれど、自分の場合は、小説を書く時は虚空に言葉を投げかけるくらいでちょうどいいのかもしれない。