2022.12.28(wed)

昨日のブログで年内は1日15枚ノルマを課すと記したが、結局のところ今日の成果は原稿整理含めて27枚だった。進みすぎである。おかげでこの短編小説の着地点がおぼろげながら見えてきた。1日での極端な進行は悪いことではないのだが、そのぶん濃度が薄れるのではないかと不安だ。合間で綿矢りさ『私をくいとめて』を読んだりしているのだが、氏の天才性や自分との作家性との違いを鑑みても、やはり濃いなと思わせられる。推敲にかける時間の差、というのは大きいだろうが。やはり1日7枚ペースでインプットしつつ初稿を仕上げ、推敲に時間をかける、というのが遠回りのようで近道のように思える。一回で書き上げればそれはそれで気持ちいいし初期衝動が感じられる作風になるだろうが、もっと自分が近づきたい作風に向かうためにも、推敲に時間をかけるようなスタイルにならなければならない。2023年のテーマは「失われし勤勉さの獲得」かもしれない。そっちの方が自由に跳べる気がする。少し余裕ができたので、とりあえず明日はスタジオを入れた。二人が乗ってくれるといいのだが。それから買い出しに行って、午後は執筆に努めたい。

12月28日の業務日誌。朝7時に起床してチョコ買いの散歩を終えてトレーニングをしながらタイガーアンドドラゴン7話を見て、風呂スパロボ30。カミーユ加入。11時から執筆。12時になり昼食で昨日の残りのカレーを食しながらタイガーアンドドラゴン第8話視聴。気を鎮めるためにスパロボ30の続きをする。13時から14時まで昼寝。劣情を催したため処理して、またチルアウトして、15時から再度執筆。途中16時からコンビニに寄り執筆再開。17時40分に風呂に入り、18時に妻を迎える。夕飯の19時まで原稿をいじり、食事のあとは21時まで原稿整理をする。実際に本日書いた文字数はおよそ6000字だった。およそ本日執筆に割けた時間は5時間。明日は4000字いければ御の字だろう。21時から夫婦ブレワイをし、迷いの森で妻をイラつかせながらも挫折して他のところへ向かい塔2つとほこらを1つクリアした。夕食時にいつも初詣で混雑している近所の神社へゼルダ持参で行こうという話をしていたから、よっぽどうちの夫婦は任天堂に救われている。ブレワイはかすがい。

妻の話によると、世間ではクリスマスムードは当然ながら終えて新年を迎える正月ムードらしい。そういえば仕事納めだというSNSでの発言も目立つ。そういうところから遠ざかってしまったが、だからこそ自分という個人が浮き上がるのだと思う。とりあえず書くことを中心に組み立てたいと感じているところは、自分で自分を好きなところだ。