2022.11.4(Fri)

睡眠障害がひどくてここ二週間は無為に過ごした、ような気がする。着実に進行できたのは真・女神転生Ⅴの進捗だけだ。昨晩段階でレベル86に達し、ようやくヴィシュヌを召喚した。

メガテンやペルソナシリーズは恒例の流れだけど、ここらへんからゲームデザインが変わってくる。序盤は理不尽なほどの難易度にさらされながらゲームシステムに慣れるための厳しめの導入部、そこから中盤はいかに敵の弱点を探し出すかのアナライズゲー、終盤はいかに強い仲魔やペルソナを作り出すかに腐心するパート。どうやら終盤に到達したようだ。真・女神転生Ⅴはシナリオが薄めという評判だけれど(実際そう感じることは多々あるけれど)、仲魔を連れて成長していくゲームだと捉えれば全然面白みが減じることはない、というのが現時点での自分の評価だ。だが、それにしてもメガテンには強固なシナリオがあってほしいものだが。

ログを漁ってみると、開発期間中にスタッフが大きく変わったというのが背景にあるらしい。確かに終盤、台東区での展開は駆け足気味だ。現時点でも確認できる変更点として、こんな一例がある。制作を発表した最初のティザームービーでは主人公がヒロインと魔界に向かい、そこで悪魔(ダイモーン)の群れに食い殺される、というところから始まっているが、この場面は製品版には存在しない。魔界に訪れたところを悪魔に囲まれるまでは共通だが、そこにアオガミという超越した存在が手を差し伸べ、主人公は異形の者と化して戦う力を持つ、という流れに変更されている。後者でも別に構わないのだが、日常が崩れるという場面を強調するとなると自分自身に被害を被るというのが分かりやすい筋ではあるし、何よりショッキングかつ理不尽さを表現するのであれば前者の方が良かったのではないかとも考えられる。もっとも、そうするとなると真・女神転生Ⅳ FAINALとネタがかぶってしまうという考えもあったのかもしれないが。

ゲームであれなんであれ、そのとき没頭している物事を語るのは好きだ。散文的になって申し訳ないけれど、こんなふうに所感を述べることは今後続けていこうと思う。

生活を立て直すために起き抜けの散歩を習慣に加えることにした。今日は30分ほどマシュースイートを聴きながら歩いた。音楽を聴きながら、というのが大切だ。五感を研ぎ澄ます機会というのが昨今の生活では失われていたから、感覚を取り戻すためにも行動を見直さなければならない。