2022.12.1(thu)

冷え込み、前日との寒暖差が激しく、体調も弱ってしまった。それでも午前中は動けたため、なんとかノルマをこなせた。朝さんぽとトレーニング、足りないものの買い出しと天然水汲み。あと小説。写経に集中力を使い、読書に精を出した。安堂ホセ『ジャクソンひとり』読了。午後は力尽きてしまい体調も寒さで衰弱したため、2時間くらい寝てしまった。横になりながらの活動をしてなんとか沈まずにいけたのが幸運だった。

声がけをいただき、次回の文学フリマ東京に8年ぶりに出店することにした。新刊は出すとしても、カロリーを使いすぎないようにしたい。あくまで新作を書くこと、そして勉強を第一に考えるべき。

体調が悪くなると、今まで出会った憎むべき人たちを思い出す。なぜ自分はへらへらと受け流そうとしたのか。結果として増長させるだけだったし、何ひとつこちらの利益にはならなかった。よい年をした人間が嫌いという言葉を使うべきではなく、苦手だと言うべきだ、というのは以前読んだ小説の好きなフレーズだ。だがしかし、振り解けなかった憎悪は年月を重ねるたびに膨れ上がる。

主人公が酷い目に遭えばあうほど物語は展開するので、長めの小説を書くときは嫌いな人間を主人公に据えて書くのがいいかと思ったけれど、やっぱり精神衛生上に悪いかもしれない。もっと小手先で転がしたほうが読み手も鼻白まないかもしれない。もっと自分は小説に学ぶべきだ。