2022.10.18(tue)

朝起きてまずやるのは洗濯だった。ここ最近の季節の変わり目のせいでぐっと気温は低下傾向にあり、とはいえ湿気の多い環境となってしまったためか、洗濯物が乾かない。だから二日連続で朝から洗濯機を回している。妻と暮らしてからというものの、室内干しが常になった。だからもっと乾かない。これからの季節に向けた意識の向け方を変える必要がありそうだ。

洗濯する間に朝風呂をため、その時間を使って朝の有酸素運動三十分をしながら映画を見始める。今回は『ラ・ラ・ランド』にした。昨日は『セッション』を観て、音楽についての歓びだとか、美しさだとかいうもの、つまりひどく美しいものを久しぶりに見た気がして、その尻尾を掴むために同じ監督の映画を見ようとした訳だ。デイミアン・チャゼル氏というらしい。開始30分しか見ていないが、J・K・シモンズが出ているのはファンサービスだろうか。あの顔芸はたまらない。女性陣の色彩が豊かで見ている当方に幸福感をもらえるようだ。

朝風呂に入ったあと、疲れにより一時間ほど眠る。アラームをかけながらのグダグダとした眠り方をしたのは健康によくないと思う。起き出して、昼前に買い出し。家を出るときにゴミ袋が荒らされていた。でも僕には余裕がなかった。まずW通りを西に行き、スーパーでためていた牛乳パックを回収してもらう。それから南方面へK駅を突っ切って歩き、業務用スーパーで昼の買い出しとグラノラを購入した。歩きながら中村文則『火』という短編小説を読了し、ぞくぞくした。このところの自分には活字が足りていないのだ、読むのも書くのも。と考えが至り、単なる日記のブログをやることに決めた。

洗濯物が乾かないから、涼しくなってから常時つけている腹巻きも乾かない。腹具合がよくなくて、便意に負けて荒らされたゴミ袋は素通りして家に戻ってきてしまった。小説を少し書き、弁舌を豊かにするためにと始めたゲーム実況を一本収録して外へ出てみると、散乱していたゴミは綺麗に片付いていた。回収業者か、あるいは大家か管理の方が掃除してくれたのだろうか。痕跡が消えていたことについて少しばかりの感謝を覚えた。